どうも。タカオです。
最近ニュースでよく見る、DeNAが運営するキュレーションメディア「WELQ」。
関連するメディアの閉鎖も受けて、DeNAの株は大きく売られている。
この問題は、
・上場企業としてのDeNAのコンプライアンス意識の低さの問題
・GoogleのSEOロジックの抜け穴の問題
と加えて、あまり大きくは取り上げられていないが
・クラウドソーシングの問題 もある。
事の顛末は、DeNAがキュレーションメディアを立ち上げサイトのアクセスをあげて広告収入を増やすためにクラウドソーシングを使ってコンテンツを大量生産していた。ということ。
しかし量産していたコンテンツが、SEO対策となるキーワードをちりばめただけで、
専門化の監修もなく、他サイトからの流用しまくりの内容だった。
要するに、お金(アクセス)を稼ぐためのゴミコンテンツを大量に作っていたわけだ。
それをこともあろうに上場企業がやってしまい、さらに医学的な内容や、医薬品へのアフィリリンクまでつけて展開していたものもあったため炎上して閉鎖に追い込まれたわけだ。
コンプライアンスの問題も当然があるが、僕が注目したいのは、今回これがクラウドソーシングを使ってできたということ。
クラウドソーシングは、主にネット上でフリーランスや主婦などの空いている時間を企業が有効活用するビジネスで日本ではクラウドワークスやランサーズが大手とされている。
クラウドソーシングは、一般的に企業のコストを下げ、手の空いている主婦やフリーランスの収入となるので今後も拡大が予想される。
なのでこの問題は、今後より大きくなる恐れがある。
今回のようなコンテンツ制作に限らず、たとえば、ロゴ制作などのクリエイティブワークや翻訳などの作業も盗作、無断流用がないと言い切れるだろうか?
翻訳では実際に、ネット上のコンテンツの流用やGoogle翻訳を1次翻訳として翻訳して、そこから直すことによって効率を上げるなど問題となりそうなノウハウは共有されていて、事例もたくさんはある。
クラウドを利用は、リモートワークの人が絡み、多くの場合、直接採用を避けるために匿名であることが多いのでこういったモラルの低下は避けられないし、既に多くのネット上のコンテンツはこのような手法で汚染されている可能性が高い。
ではクラウドソーシングに未来がないのかというとそういうことも無い。クラウドソーシング自体がまだ比較的新しいコンセプトだから今後さらに同様のことが起こらないようにする技術が間違いなく開発されるだろう。
たとえば、CROCO株式会社が提供するコピペチェックツール影武者なんかは、まさに今回使っていれば多少なりとも他サイトからの流用は防げたはずである。
AIや画像認識技術を組み合わせれば、クリエイティブワークの盗作チェックにも利用できる。
現時点では、利用企業側が自衛策として内部チェックや専門家チェックを依頼する必要があるが、クラウドソーシングの企業の今後の伸びはクラウドサービスの提供企業がいかにこういった仕組みを自社サービスに組み込めるかにもかかっている。
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東京で働く旅する社会人ブロガー
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